深大寺はおよそ1300年の歴史を持つ由緒正しき寺院です。旧国宝の白鳳仏、釈迦如来倚像を所蔵することでも知られ、調布市歌の歌詞にもうたわれています。

深大寺の一帯はもともと水神信仰の霊地であったとも言われ、湧き水の地として知られてきました。清らかな水を利用してワサビ田なども作られていたほどで、いつしか蕎麦打ちで有名になり、現在も境内には蕎麦屋が建ち並び、「深大寺そば」の名で親しまれています。

深大寺はたびたび火災に見舞われ建て替えられており、現在残る最も古い建造物は1695年につくられた山門(重要文化財)です。これは1685年生まれのヨハン・ゼバスティアン・バッハが10歳の年にあたります。今回、遠く離れた地にあっても時代的にはとても近いこの両者が出会いを果たします。